イッチーの「ぼくのなつやすみ」にまたまた同行して、八峰キレットに行ってきました。yuyuのなつやすみとしては、前回の立山に続いて第2弾です。イッチーは第5弾(どんだけー)。そしてこのブログが更新される頃には第6弾(白馬三山)も終わっているはず。
今回はイッチーと監督とyuyuの3人。
Day2:冷池山荘→布引山→鹿島槍ヶ岳→八峰キレット→五竜岳→五竜山荘泊
Day3:五竜山荘→大遠見山→アルプス平駅
出発は扇沢近くの柏原新道。下山口の五竜エスカルプラザ駐車場に車を停めて、扇沢まではイッチーの友人(白馬在住プロスノーボーダーの東田さん)に送迎してもらいました。おかげで2時間出発時間短縮。当初はバスで移動しての10時出発。感謝感謝。
白いテント前で登山届を提出だけど、YAMAPで提出済みを伝えてスルー。
種池山荘まではひたすら登り。立山につながる扇沢の駅が眼下に。
奥には針ノ木岳。針ノ木大雪渓はほぼ溶けている。針ノ木岳からぐるーっと種池山荘へ周回するルートは通称「針ノ木サーキット」。
名前は聞くけどここなのかーと。あっちの稜線もいつか来たい。
何が一枚岩かわからない。。。
終始、針ノ木岳。
登り続く。種池山荘まで3時間の上り。
森林限界を超えると、種池山荘まではすぐ。お花畑もきれい。お腹もすいてきた。種池山荘の限定ピザが食べれるかなー。
種池山荘アナウンス「ピンポンパンポーン、ピザラスト2枚です」
イッチーダッシュ!!!!! (心臓飛び出しながら)
おかげでピザ、おいしくいただきました。(山でダッシュはするものではないとのこと)sunの双六ブログにも同じようなこと書いてたね。このピザサクサクでおいしかった。1400円だったかな。
コーラ500円。山でしか飲まないけどうまいね。(まだまだ先は長いのでビールはお預け)
爺ヶ岳へ向かう稜線は日差しを遮るものがないので直射日光全開。振り返ると種池山荘と奥には剱岳。7月の立山とは逆側から見ている。
傘マストアイテム。この前モンベルで普通の折り畳み傘買ったけど日傘兼用にすればよかった。そして普通の傘も車に置き忘れるという失態。結果的に3日間降らなかったからよかった。
左に視線を向けると写真中央に、本日の宿「冷池山荘」がぽつんと。直線距離は近いけど尾根沿いにぐるっと回る。「つめたいけ」と読むけどおもしろい読み方ですよね。
種池山荘から40分。爺ヶ岳南峰。
中峰までは6分。監督モザイク入れる手間省けて助かります。北峰は登れないのでスルー。
雲が出ると涼しくてうれしー。景色は見飽きたので雲出てこい。(こらっ)。少しでも体力温存したいのだ。
かわいらしい女性「もしかしてYoutuberの...」
Youtuberとフォロワーの対面シーンはこんな感じ。おそらくイッチーのYoutubeに登場すると思います。乞うご期待。(公開されたらリンク貼ります)
この女性は、鹿島槍ヶ岳を1日でピストン中の帰路。健脚ですねー。すごい。後日インスタフォローさせていただき、凄いアスリートの方でした...(脱帽)
冷乗越まで降りてきた。ここは赤岩尾根を登る鹿島槍ヶ岳への最短コース?の分岐。かなり急登と思う。
本日の宿。初日は6時間(休憩1時間)。どの部屋も個室風の部屋で快適。私たちは3人部屋でした。宿泊者には1Lの水サービスあり。喫茶営業は15:00まで。15:07にぜんざいを頼もうとしてダメだったイッチーが悔しがってた。
ビール(600円)飲んでまったり、イッチー式のストレッチ(1日の疲れは1日で取る)。結果的には3日間問題なしで効果てき面。後は、アミノバイタル飲んだのも効いているかも。これまでストレッチやサプリには頼らなかったけどこれだけ違うとは。
夕食。ご飯とみそ汁おかわり自由。明日に備えて、夕食でのビールは控えた。
おやすみ。
Day2:今日が本当の本番。八峰キレットの日だ。4:00に出発。写真は夜明けだけど出発時は暗いのでヘッドライトつけて。
布引山を経由して鹿島槍ヶ岳を目指す。
稜線沿いは爆風で帽子が飛ばされないようにフード。ここでストックは収納し、ヘルメットを装着。キレットも爆風だったら怖いなと思ってたけどほぼ無風だった。
南峰を出るといきなり急降下。3点支持で手で岩を持ちながら、急斜面は後ろ向きで。登山道の難易度が一気にあがり、歩き方のギアを入れ替え、緊張感がアップ。でもゆっくり歩けば大丈夫。
北峰は人が少ない。通常は南峰までの人が多いようだ。
正面真ん中の五竜岳を目指す。
鹿島槍ヶ岳からは下る。下りは立山での膝痛が再燃しないように慎重に。
赤い屋根が少し見えている「キレット小屋」がまずの目的地。400m一気に下る。監督も元気だ。仕事帰りにオサレなホテルで短パンに履き替え、帰宅ランと、スクワットもしているとのこと。さすがだ。帰ってすぐビール飲む俺とは違う。
剱岳がかっこいい。朝の夜明け前にバリエーションルートを登っているヘッドライトが見えた。
崖にかかった梯子。
Youtubeでよく見るところ。ここが核心部か。(五竜手前のG5の方がえぐかった)
赤い屋根がだいぶ近づいてきた。
それにしても凄いところに建っている。
7:20 すでに売店営業は始まっていた。ここを早朝に通る人が多いからだ。
コーヒーを買って、一息。まだまだ先は長い。
小さいアップダウンを繰り返し、口の沢のコルまで下る。そこから五竜まで400m登る。地図の右から左へ歩いている。
出発。天気は快晴。雨のキレットは避けたいが問題なさそうだ。終始、立山、剱岳方面が綺麗だった。
イッチーのパンチラ狙ったがダメだった。Tバックなのかな(笑)
yuyuはパンチラしないように今日は長ズボン。(岩場多いからじゃないんかーいw)
イッチーを探せ。
真ん中の岩場をトラバースしているよ。
中間地点か。五竜山荘を出発しただろう方と多くすれ違うようになってきた。
本日の最低高度まで降りてきた。頑張って登るぞ。
途中絶景をバックに年賀状に使う写真を撮ったり。
写真で見るとすごいところ通っているなー。でも大崩山(大分)の方が怖いよねとイッチーと会話。大崩山は両側切れ落ちて、丸みを帯びた岩を歩くからね。九州に来たらぜひ。どんな山かはYoutubeで。
G5あたりが、個人的には核心部。岩登りが続くし、長時間歩いて集中力も切れやすい。ゼリーやお菓子で補給しながら歩く。体力は大丈夫そうだ。先月の立山が嘘みたいだ。
雷鳥。疲れていたところに癒された。写真ではお母さん雷鳥だけだが、ヒナ達もいたよ。
東側がガス、西側は快晴。くっきり明暗が分かれている。おかげで西側の立山・剱岳方面はずっと拝むことができていた。
スタートして7時間の11:00(コースタイム通り)。遂に五竜岳登頂。
いやー長かった。
gokeiがずっと行きたがっている五竜岳。お先に行かせていただきました(笑)
このコースは二度と来たくないと思ったけどあと1回なら来てもいいかも。
真ん中赤い屋根の五竜山荘まで下れば、2日目のゴール。
到着。よく頑張った俺。ここまで来れば一安心。(明日1,100mくだるけど)
ランチにうどん(宿泊者限定)。ビールは350ml、800円。冷池より高い。
限定パフェは売り切れ。これまたイッチーが悔しがっていた。
五竜山荘からの五竜岳。山は見る角度で姿が違う。こっちからの五竜もかっこいい。
夕食はカレー。スパイス効いてておいしかった。2杯食べました。(イッチー曰く前回よりおいしくなってる)。
夕食後に、夕陽。富山湾か新潟方面に日が沈んだ。
深夜に星空撮影をするので、仮眠を取ろうと20:00頃寝室へ。
「ガー、ゴー、ガー、ゴー」
いびきが小屋中に響いている。
しかも隣人...
普段、3秒で即寝。sunから羨ましがられる俺でも寝れないレベル。
耳栓持っていない。
いびきの人と反対側の人も寝れないようで、しきりに外出している。
結局、寝れないまま。0:00に星空撮影へ。
2時間ほどGoProを回している間に、期待を込めてベッドに戻るもボリュームは変化なし。外のテーブルでインスタ見たり、sunの双六ブログ見たりして過ごす。
イッチー撮影の天の川。この日はペルセウス座流星群で、流れ星がバンバン流れてた。左下に流れ星写ってるの奇跡。
2時間後にGoProも回収して、再度ベッドへ。もちろん変化なし。むしろボリュームアップしたかも。何とか寝ようと目をつぶる。1時間ぐらいはうっとり寝ただろうか。
4:00 みんな起床し始めて、私も起きる。
いびきの人も起きて一言。「あんまり寝れなかったー!」
yuyu「(うそでしょー)」 それ俺のセルフ。
山ではいびきはあるある。耳栓持っていない私が悪いんです笑。
朝やけ(モルゲンロート)の五竜岳におはようございます。
朝食を食べて、今日は下るだけ。台風7号で帰宅できるか心配したけど、本日の計画運休はないとのニュースを前日見ていたので、ゆっくり下山。立山の時に2日目の夜にきた膝痛も来ていない。ふくらはぎが少し張っている程度。結果オーライだが痛くなる条件がわからない。そういえば去年も鳥海山の後痛くなったが、翌週の妙高・火打は痛くならなかった。一度痛くなると膝も慣れるのか?
痛くならなかった条件を考えてみた。
・事前にイッチートレーニング・ストレッチをした。
・歩くペースがコースタイム通り(立山は下りを飛ばした)
・膝に負荷がかからない歩き方を意識した(立山動画見ると膝が伸びていた)
・小屋に到着後にストレッチした
・小屋に到着後にアミノバイタル飲んだ
イッチーの影絵?でお別れ。
またどこかのお山で会いましょう。
・・・
帰って2日分寝ました。