ゆるゆる登山隊 blog

4人で共同執筆の登山ブログです

九州の山をゆるゆる登っています

鞍岳!ツームシ山!孫岳!

九州の冬は短い。暖かい日が続き、もっと雪山を楽しみたかったとテンションも下がりぎみな3月中旬。


前回のsun日記で今年の目標を宣言し、少しずつ準備と練習をしている今日この頃、だけど山にも行かなきゃな~と気持ちを奮い立たせ・・・
今回選んだ山は熊本にある『鞍岳
3年ぐらい前にくじゅうで出会った方に教えてもらってずっと気になっていた山。
前日の夜に行くことを決めて今回はソロで行ってきました!

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2023.3.11 晴れ

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四季の里旭志の駐車場に車を止めて出発。伏石登山口にも10台ほどの駐車スペースがあり、赤崩登山口付近には路駐している車が2・3台。
今回は赤崩登山口からパノラマコースで登り(森林コースは急登らしいので避けたw)女岳から伏石登山口に下山するコースで行くことに。

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キレイに整備されているキャンプ場を抜けると見えてきた、あれが鞍岳かな?

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登山道はとてもわかりやすく歩きやすく好みな感じ。
そこまでの急登も危険な箇所もない。が、きつい。。。最近ゆる~い登山しかしていないしウォーキングの練習で歩いてはいるもののやはり登山とは違う。
ゆっくり登ることを意識しているのに胸のドキドキが止まらない(もちろん恋だの愛だののドキドキではない)開始10分で滝汗。
あ~アレ忘れたなぁ。
去年の誕生日にモリーさんがわざわざ楽天ポイントを貯めて購入してくれた汗止め帯www

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舞妓さんなどが使ってるらしい
冬になる前に2回ぐらい使用してみましたが・・・効果のほどはよくわかりませんwww
デメリットは、脇の下にツボ押しの突起がついてるので、下山後に温泉行くと脇下に跡が残っていて恥ずかしいことですwww


この日は気温が20℃を超えていたせいもあり序盤から汗がすごい。そしてきつい。
来月GF登山部のイッチーと大崩山に行く計画があるのに、こんなんじゃちっとも登れる気がしない。

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軽いアップダウンを繰り返しながら登っていく。歩きやすい。
パノラマコースだけど基本樹林帯だからそんなに見晴らしのいい場所はない。

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そしてこの時期はやはり黄砂やら花粉やらで霞んでいる。
鞍岳直下でツームシ山への分岐があり、鞍岳より先にツームシ山・孫岳へ。

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ツームシ山へ続く登山道はめちゃくちゃ気持ちいい(あんまり写真ないけど)さっきまで超きつくて胸がドッキンドッキンなってたのに軽く走れちゃう気持ちよさ。

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登頂!
ツームシ山の由来を調べると、ツームシとは熊本の方言でカブトムシ、コガネムシ、玉虫などの昆虫のことらしく、「つう」すなわち「かさぶた」みたいに堅いもので覆われた虫の総称とのこと。
「つう=かさぶた」大分でも言うわw いや、大分市内では言わないか?その「つう」なのかぁ。
この虫に似た山という意味でツームシ山になったと言う説があるようです。

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ツームシ山から見た鞍岳。霞んではいるけど景色よし。

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せっかくなのでさらに奥にある孫岳へ。約10分で到着。


ツームシ山に戻り花コースで鞍岳へ。

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途中ミヤマキリシマの株があったのできっと花の咲く頃には綺麗なんだろーなー。

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歩きやすい登山道に階段を越え、鞍岳登頂!絶景が待ってました!

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山頂で熊本市内在住のご婦人(推定74歳)と出会いました。聞けば途中から登山道を間違えてかなりの岩場を登ってきたとのこと。
下山後に出会った鞍岳の常連さんによると、その岩場コースは北尾根で、アルプスに行く前に練習のため訪れる人がいるようなコースらしい。
それを1人で登ってきたご婦人。無事で何より!
天気もいいし山頂で動画を撮ってるとめちゃくちゃご婦人が話しかけてくるw 気を取り直してテイク2。
まためちゃくちゃ話しかけてくる。動画失敗w
ご婦人も食事タイム。

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私も道の駅阿蘇で買ったおむすびタイム。
短いランチタイムを終え、女岳経由でご婦人と一緒に下山することに。

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女岳山頂は広くてすごくいいとこだった。ここは9合目の駐車場から20分ぐらいで登れるそうで、この日もたくさんの子供たちが楽しそうに遊んでた。
霞んでない日にまた来たい。


女岳からの下山はなかなかの激下り。鞍岳侮ってたわ。パノラマコースは距離が少し長いからこの女岳新道や森林コースを登る人も多いようだけどけっこうずっと急登だな~。

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祖母山の登山道に似てる。
推定74歳のご婦人はアルプスにも何度も行ってるようで、剱岳や大キレットの話もしてくれた。かなりの健脚とみた!
もう年だから・・・と言いながら下山も早い。絶対私より体力あるよ。。。

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ちょっと遠かったけどマンサク見れた!
女岳から約1時間で伏石登山口到着。駐車場にいた常連さんによると鞍岳はご婦人が登った北尾根の他にもたくさんのコースがあるらしい。
ヤマップには載ってないけど・・・て言ってた。孫岳の奥にひ孫もあるらしい(看板はない。常連さんが名付けているそうw)そして下ばっかり見て歩いてると看板見逃してご婦人みたいに北尾根に入り込んでしまう可能性もあると。
いろんな花も咲く山らしいのでまた花が咲く頃に行ってみたい。

 

下山後の温泉は菊池温泉にも行ってみたいけど大分と逆方面なので今回は諦めて、いつもの阿蘇の道の駅横にある坊中温泉夢の湯へ。

http://www.aso.ne.jp/~yumenoyu/index.html


400円、洗い場は個々に区切られているしお湯の出もよし、温泉もぬるっとしていてよし。
内湯、露天あり。

 

よく考えたら今年に入ってゆるゆる登山隊全員がまだ1度も揃っていない。。。おいおいおーい!!!
行こうよ、山!!!(yuyuとhito3はちょこちょこ行ってるからほぼgokeiへの連絡w ウォーキング中に見かけるから生存確認済w)